主催: 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
会議名: 平成29年度空気調和・衛生工学会大会(高知)
開催地: 高知
開催日: 2017/09/13 - 2017/09/15
近年、温室効果ガス排出量削減に向けた空調設備が志向されているが、計画・設計段階で意図しないエネルギー消費の増大が運用段階で生じる懸念もあり、一例として冬期の建物入口における外気の吹込みが挙げられる。一方、多くの一般建物における給排気量バランスについては、竣工時の風量調整時のみであるのが現状で、運用段階での実態把握の検討事例は多くない実情にある。そこで本報告では、給排気量バランスの実態把握に関する試行と、その結果に基づく改善を報告する。