空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
Online ISSN : 2424-2179
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令和2年度大会(オンライン)学術講演論文集 第2巻 蓄熱・熱源システム 編
セッションID: B-21
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無薬注型防食システムによる既設地域冷暖房施設の腐食対策 (第2報) 防食システムの概要と導入に向けた検証試験の結果
*山田 育弘津波古 敦信松川 安樹安保 奈々子嵐田 修啓宮﨑 久史丸尾 敬仁根本 潤一
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抄録

無薬注型防食システム(以下、防食システムという)は、配管施工時に導入することを想定して開発したシステムであり、配管施工の段階で“腐食の起点”を作らないことで局部腐食の発生を抑制する点が大きな特長である。設備の長寿命化は社会全体の大きな課題であり、建物の腐食による劣化を抑制することは急務である。しかし、開発した防食システムを既設建物に導入した場合の効果やリスクについては情報が無い。 本報では、開発した防食システムの概要と既設地域冷暖房施設に導入した場合の防食効果とリスクについて検討した結果を述べる。

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© 2020 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
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