WBGTの分析に基づくリビングにおける夏季の熱中症の評価

抄録

熱中症での救急搬送は増加しており、特に暑い夏に顕著である。熱中症と屋外での運動との関係については多くの研究があるが、住宅内での熱中症発生との関係についてWGBTを温熱指標としている研究は少ない。本研究では、住宅内での、熱中症発生リスクと外的環境の関係についてWBGTで評価を行うことを目的とする。室内WBGTは2021年で23〜27℃、2021年で22～26℃であり、室内での熱中症のリスクは低い。