北海道大学大学院工学研究院材料科学部門 [日本]
2022 年 95 巻 4 号 p. 85-91
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アルミニウムを電解質水溶液に浸漬して陽極酸化すると,アルミニウム表面に不動態皮膜である陽極酸化皮膜が生成する。酸性水溶液を用いて陽極酸化することにより得られるポーラス型陽極酸化皮膜(ポーラスアルミナ,アルマイト)は,ナノスケールの細孔が規則配列した特徴的なハニカムナノ構造をもち,耐食性の向上,着色,ナノテクノロジーなど,幅広い工業分野に応用されている。本論文においては,アルミニウム表面における電気化学の基礎と,陽極酸化の科学と技術に基づく最近の興味深い研究についてご紹介したい。
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