食品衛生学雑誌
Online ISSN : 1882-1006
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高速液体クロマトグラフィーによる杏仁中のアミグダリンの測定とその調理過程における消長
梶原 直子冨山 智恵子二宮 隆博細貝 祐太郎
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1983 年 24 巻 1 号 p. 42-46_1

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抄録

高速液体クロマトグラフィーを用い, 杏仁中のアミグダリンの分析法を検討した. すなわち, 杏仁中のメタノール抽出物について Zorbax ODSカラム, 溶離液としてアセトニトリル-水 (14:86v/v%) を用いたところアミグダリンの保持時間は約7分, 回収率平均97.4%変動係数2.08%, 定量限界50ngで精度, 分離能とも良好な結果を示した. 杏仁豆腐の各調理過程におけるアミグダリンの消長をこの方法によって測定したところ, 最終製品では原材料に対し0.3% (5.07ppm) に減少した. 市販杏仁豆腐及び杏仁製品からはアミグダリンは検出されなかった.

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© 社団法人 日本食品衛生学会
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