食品衛生学雑誌
Online ISSN : 1882-1006
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市販の肉及び肉製品における Lactobacills の生態
肉及び肉製品の Lactobacillus に関する研究 (第1報)
森下 芳行城水 君子堀 俊明
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キーワード: , 肉製品, 生菌数
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1985 年 26 巻 4 号 p. 331-336_1

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抄録

肉及び肉製品の Lactobacillus の菌数, 分離頻度及び培養温度の影響などについて検討した. 肉並びに切売り及び手作り風の肉製品では Lactobacillus の検出率は100%であったが, パック製の肉製品では低率であった. 新鮮肉の場合, 鶏肉では Thermobacterium が, 豚肉と牛肉では StreptobacteriumLactobacillus フローラの主要菌種であった. 保存中に, 肉の場合には Streptobacterium が著増し, 肉製品の場合には一部の検体で Streptobacterium 及び低温性 Betabacterium が著増した. 高温性 Lactobacillus は肉製品からは全く分離されず, 肉の場合には37°培養によって効率よく分離された.

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© 社団法人 日本食品衛生学会
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