食品衛生学雑誌
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野菜中のジフェニルエーテル系除草剤とTPNの同時分析法
食品における環境汚染物に関する研究 (第1報)
村上 保行田中 凉一
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1985 年 26 巻 4 号 p. 343-349_1

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抄録

ジフェニルエーテル系除草剤 (NIP, CNP及びX-52) とTPNの同時分析法を検討し, リン酸存在下におけるアセトンとアセトニトリル抽出及びシリカゲルカラム精製からなる有効な分析法を確立した. 0.033ppm添加濃度における上記農薬の回収率は, 79.0~97.5%であった. 市販野菜20検体について, 残留実態調査を行った結果, NIP, CNP及びX-52は, 全検体において検出限界 (0.001ppm) 以下であった. TPNは, トマト2検体及びそらまめ1検体より検出されその濃度は, 0.002ppm~0.054ppmであった. 検出された野菜3体検中のTPNをGC/MSで同定した.

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© 社団法人 日本食品衛生学会
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