食品衛生学雑誌
Online ISSN : 1882-1006
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フライに用いた菜種油の変異原性試験について
豊田 正武小川 義之川崎 浩之進斎藤 行生
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1986 年 27 巻 4 号 p. 421-424

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抄録

自動フライヤーにてさつま揚を0, 3, 9, 25及び66日間フライした菜種油について, 経日的な変異原活性の測定を行った. 変異原活性は Ames らの Salmonella typhimurium TA98, TA100, TA97, TA102及び小田らのβ-ガラクトシダーゼ活性を指標としたTA1535/pSK1002を用いて検索した. いずれの試料に関しても変異原活性は認められなかった. しかしPOVが8.9と最も高い9日目の菜種油ではβ-ガラクトシダーゼ活性が対照より約1.8倍高かった.

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© 社団法人 日本食品衛生学会
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