食品衛生学雑誌
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水環境由来 Aeromonas の性状と生物学的活性
石村 勝之佐伯 幸三河本 秀一平崎 和孝荻野 武雄
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1988 年 29 巻 5 号 p. 313-319_1

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抄録

河川を主とした水環境より運動性 Aeromonas を分離し, その生化学的性状と溶血性, 乳のみマウス試験による液体貯留活性及び細胞毒性の3種の生物学的活性について検討した. A. hydrophila, A. sobria, リジン脱炭酸試験陽性で, 3種の生物学的活性も高い率で認あられた. 一方, A. caviae は, リジン脱炭酸試験陰性で, 生物学的活性は認められなかった. また, whole cell を用いたSDS-PAGEプロファイルにおいて, 同一菌種内及び菌種間に共通及び特異的なバンドが認められ, 本法による菌種鑑別の可能性が示唆された. A. caviae 中に多くみられたアンピシリン感受性株のSDS-PAGEプロファイルは, 基本的にアンピシリン耐性株と同様であった.

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© 社団法人 日本食品衛生学会
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