A Modified Method for Determination of Natamycin in Natural Cheese by High Performance Liquid Chromatography

Takashi MARUYAMA; Yukari WATANABE; Hironori TOBANA; Norio MATSUURA; Yoshiteru ASAI

doi:10.3358/shokueishi.29.413

高速液体クロマトグラフィーによるナチュラルチーズ中のナタマイシンの定量法の改良

丸山隆, 渡辺縁, 戸花洋典, 松浦法夫, 浅居良輝

著者情報

キーワード: ナタマイシン, ナチュラルチーズ, 高速液体クロマトグラフィー

ジャーナルフリー

1988 年 29 巻 6 号 p. 413-418_1

DOI https://doi.org/10.3358/shokueishi.29.413

詳細

抄録

チーズの防黴剤として諸外国で使用されているナタマイシンのHPLCによる分析法について検討した. 試料はストマッカーを用いて, HPLCにおける移動相と同一溶媒 (アセトニトリル-リン酸緩衝液) で抽出した. HPLCカラムにはTSK gel-80TMを用い, 測定波長はUV 305nmで検出した. 今回設定した分析条件で, 回収率は97～100%, 検出限界は0.2μg/gであった.

責任著者(Corresponding author)

J-STAGEへの登録はこちら（無料）