富山県衛生研究所
1992 年 33 巻 3 号 p. 301-304_1
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近年, 非う蝕原性の糖として注目されているパラチノースに対し, 偏光吸光度検出HPLCによる分析を試みた. この検出法にホウ酸型配位子交換カラムを組合せた系は, 二糖類の選択的分離・検出を可能とした. 従って本法では, 簡単な前処理操作により, 食品中のパラチノースが検出限界0.03μmolで定量できた. 本法を用い, パラチノース使用表示のある市販菓子類での使用実態調査を行ったところ, すべての製品でパラチノースは主甘味料として検出された.
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