食品衛生学雑誌
Online ISSN : 1882-1006
Print ISSN : 0015-6426
ISSN-L : 0015-6426
NPD-GCによるポリカーボネート中のトリエチルアミン及びトリブチルアミシの分析法
杉田 たき子河村 葉子山田 隆
著者情報
ジャーナル フリー

1995 年 36 巻 4 号 p. 501-505_1

詳細
抄録

ポリカーボネート中に残存するトリエチルアミン (TEA) 及びトリブチルアミン (TBA) のNPD-GCによる分析法を検討した. 試料1.0gをジクロロメタンに溶解後, アセトンを加えて高分子化合物を沈殿させ, 上澄液を約1mlまで濃縮し, ジクロロメタンを用いて2mlとし試験溶液とした. 測定はGCによりキャピラリーカラムDB-1 (膜厚5μm) を用いて行った. TEA及びTBAの添加回収率はそれぞれ78±13%及び88±6%で, 定量限界はTEAで0.2ppm, TBAでは0.1ppmであった. 本法を10種類のPC樹脂及び製品に適用したところ, TEAは2試料から0.5ppm及び0.3ppmが検出され, TBAは1試料のみから0.2ppmが検出された.

著者関連情報
© 社団法人 日本食品衛生学会
前の記事 次の記事
feedback
Top