食品衛生学雑誌
Online ISSN : 1882-1006
Print ISSN : 0015-6426
ISSN-L : 0015-6426
GC法による玄米中の各種農薬の簡易, 迅速な系統分析
糸山 智子関口 幸弘鯉口 智平原 嘉親大田 光恵木村 実加三好 智子成田 美加子長谷川 眞住宮田 昌弘鎌倉 和政前田 憲二山名 孝善外海 泰秀
著者情報
ジャーナル フリー

1995 年 36 巻 4 号 p. 516-524_1

詳細
抄録

玄米中有機リン系43種, 有機含窒素系24種, 有機塩素系14種及びピレスロイド系11種, 合計92種類の農薬についてGCによる系統的分析法を検討した. 米中の農薬はアセトニトリルで抽出し, アセトニトリル飽和ヘキサンで脱脂した. 有機リン系農薬はこの抽出液を直接FPD-GCで測定した. 他の農薬は, Sep-pakフロリジルカートリッジでクリーンアップし, それぞれNPD-GC及びECD-GCで測定した. 米国, 中国及びオーストラリアから輸入された玄米246検体について検査した結果, 米国産3検体, 中国産6検体よりマラチオンが0.01~0.1ppmの範囲で検出された. 本法による検出限界は有機リン系及び有機塩素系農薬については0.001ppm, 有機含窒素系及びピレスロイド系農薬については0.01ppmであった.

著者関連情報
© 社団法人 日本食品衛生学会
前の記事 次の記事
feedback
Top