食品衛生学雑誌
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試料クリーンアップを自動化したオンカラム誘導体化HPLCによる食品中のアミン類の分析
斉藤 貢一堀江 正一中澤 裕之
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1995 年 36 巻 5 号 p. 639-642_1

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抄録

カラムスイッチング法を併用したオンカラム誘導体化HPLCシステムを用いて, 魚介類の缶詰やドライソーセージ等, 食品中のアミン類を測定する, 簡便・迅速な分析法を作成した. このシステムでは試料クリーンアップ用のカラムと分析用のカラムを切り換えることで, 試料のクリーンアップ,アミン類のオルトフタルアルデヒド (OPA) 蛍光誘導体化及び各アミンの分離をオンラインで自動的に処理することが可能となった. 市販の缶詰魚介製品やドライソーセージ中のアミン類を測定したところ, ほとんどの試料から, ヒスタミン, アグマチン, チラミン, プトレッシン, スペルミジン, スペルミン及びカダベリンが検出された.

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© 社団法人 日本食品衛生学会
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