食品衛生学雑誌
Online ISSN : 1882-1006
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GC及びGC/MSによるチューインガム中のBHA, BHT及びTBHQの分析法
大田 光恵成田 美加子三好 智子糸山 智子木村 実加小林 美穂越智 礼子関口 幸弘鯉口 智平原 嘉親長谷川 眞住宮田 昌弘鎌倉 和政前田 憲二乙益 道隆石綿 肇
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1997 年 38 巻 2 号 p. 78-84_1

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抄録

チューインガム中のブチルヒドロキシアニソール (BHA), ジブチルヒドロキシトルエン (BHT), ターシャリーブチルヒドロキノン (TBHQ) について, GC及びGC/MSによる一斉分析法を検討した. 酸化防止剤をアセトニトリルで抽出し, 溶媒留去後, 酢酸エチルに溶解し試験溶液とした. 抽出操作が簡易で, ガムベースの試験溶液への移行も抑制できた. 試料中の濃度として100ppmを添加したとき, 回収率はBHA, BHTで80%以上, TBHQで70%以上であった. また本法による試料当たりの検出限界はGCで1ppm, GC/MSで0.1ppmであった.

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© 社団法人 日本食品衛生学会
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