食品衛生学雑誌
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HPLCによる食品中の Daidzin, Daidzein, Genistin 及び Genistein の分別定量
菊地 洋子島村 保洋広門 雅子安田 和男西島 基弘
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1999 年 40 巻 6 号 p. 444-454_1

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抄録

HPLCを用いて, 食品中のイソフラボン類 (ダイジン, ダイゼイン, ゲニスチン及びゲニステイン) の分別定量法を作成した. 乾燥食品は80%メタノール溶液で, それ以外の食品はメタノールで抽出し, ろ過 (必要に応じ遠心)・濃縮後, 80%メタノール溶液に溶解し試験溶液とした. 分析用カラムはODSを, 移動相にはメタノールと水の濃度グラジェント溶出法を用いてHPLCにより定量した. 各種食品への添加回収試験を行ったところ, いずれの成分も回収率は84~104%であり, 検出下限値は0.1μg/gであった. 本法を用いて各種市販食品など205検体を分析したところ, 主として大豆類及び大豆加工食品より上記4種のイソフラボン類を検出した.

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© 社団法人 日本食品衛生学会
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