千葉大学腐敗研究所
実践女子大学
1965 年 6 巻 3 号 p. 255-257
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著者らは, 各種有機酸類の腸炎ビブリオに対する殺菌作用を試験管内, ならびに魚肉検体について検討した結果, 試験管内の食塩水溶液中においては, 相当に強力な効果が認められるが, 魚肉中では, 完全な殺菌力を現わしえないことを知った. しかしながら, 十分な食酢の処理を行なえば, 一応安全と思われる程度の菌数にまで腸炎ビブリオの生残菌を減少せしめうることを認めた.
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