かみで耳鼻咽喉科クリニック
2012 年 33 巻 3 号 p. 209-214
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耳漏は特殊な状況を除いて主に外耳,中耳の感染性疾患で見られる症状であり,性状は漿液性,膿性,血性など多種である。外耳,中耳は共に感染を防御したり排除したりする機構が備わっている。薬剤耐性菌を原因とする耳漏ばかりでなく中耳粘膜の反応,耳管機能不全(線毛機能障害,筋性防御の脆弱性)などによる耳漏の長期化症例を挙げて検討した。
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