元宮崎県宮崎市立檍小学校
2020 年 60 巻 3 号 p. 655-662
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
子どもは電流の方向性と保存性の概念を習得し難いと報告されてきた。本研究では,Ohmの法則やKirchhoffの法則に基づき豆電球内を流れる自由電子の運動エネルギーを模擬的に算出し,その大きさの違いを基に豆電球の明るさが異なる原因を論証するという指導法を開発した。2019年,授業実践による事例的研究を行った結果,この指導法は中学3年生の文脈依存度に関わりなく電流の方向性と保存性の概念の習得を促すことが示唆された。
日本理科教育学会研究紀要
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら