日本女性科学者の会学術誌
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総説
細胞周期におけるCasein Kinase 2 (CK2) 機能
本間 美和子
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2008 年 9 巻 1 号 p. 8-12

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抄録

種を超えて広範に分布するセリン・スレオニンキナーゼの一種であるcasein kinase 2 (CK2) は生存と増殖に必須であり、多くの細胞内基質を有することが知られている。癌抑制遺伝子産物adenomatous polyposis coli (APC) と相互作用するキナーゼとして見出したCK2について、本研究では細胞周期進行という観点から、特定の時間軸においてCK2によりリン酸化される生体タンパクについて機能制御の仕組みを明らかにすることを目的とした。CK2は真核生物翻訳開始因子eIF5をリン酸化することで、厳密にコントロールされた細胞周期進行に関与する事を明らかにした。

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© 2008 日本女性科学者の会
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