Skin Cancer
Online ISSN : 1884-3549
Print ISSN : 0915-3535
ISSN-L : 0915-3535
出生時より特異疹の見られた先天性白血病―VP-16が著効した1例―
中川 浩一濱田 稔夫中村 日吉村上 真子小西 省三郎
著者情報
ジャーナル フリー

1990 年 5 巻 1 号 p. 193-197

詳細
抄録

生後12日, 男児。出生時より全身に紫斑, 浸潤性紅斑, 結節が認められた。結節は小指頭大まででドーム状に隆起し, 表面は平滑でやや赤みを帯びていた。末梢血では白血球数が105, 300/mm3と著増し単球様細胞が41%を占めていた。骨髄像は有核細胞数130, 000/mm3で芽球が65%を占めた。結節は, 表皮に異常なく, 真皮全層にわたるリンパ球および単球様細胞からなる稠密な細胞浸潤よりなっていた。VP-16とAra-Cによる化学療法が著効を奏した。

著者関連情報
© 日本皮膚悪性腫瘍学会
前の記事 次の記事
feedback
Top