Skin Cancer
Online ISSN : 1884-3549
Print ISSN : 0915-3535
ISSN-L : 0915-3535
インターロイキンー2を併用した脈管肉腫の4例
山本 明史鷲見 烈長谷川 核三加藤 司津子後藤 裕子可知 久代南波 正坂 昌範森 俊二松中 成浩
著者情報
ジャーナル フリー

1990 年 5 巻 1 号 p. 198-202

詳細
抄録

当科にて最近続けて経験した頭部原発の悪性血管内皮細胞腫3例およびリンパ管肉腫1例の計4例に対して, IL-2全身投与を併用した治療を行った。すなわち, 症例1および4にはIL-2+peplomycinまたはcyclophosphamide併用療法を, 症例2にはIL-2+放射線療法を, 症例3には手術後IL-2投与を行った。その結果, 脈管肉腫進行例に対するIL-2の全身投与は, IL-2単独では抗腫瘍効果が少なく, peplomycinまたはcyclophosphamide併用投与により明らかな抗腫瘍効果が得られ, また手術後のIL-2の全身投与では再発および転移の予防に対するadjuvant効果が示唆される。

著者関連情報
© 日本皮膚悪性腫瘍学会
前の記事 次の記事
feedback
Top