Skin Cancer
Online ISSN : 1884-3549
Print ISSN : 0915-3535
ISSN-L : 0915-3535
右大陰唇に生じた巨大な有棘細胞癌の1例
盛岡 奈緒子竹原 和彦大塚 藤男松山 友彦大原 国章
著者情報
ジャーナル フリー

1990 年 5 巻 1 号 p. 59-62

詳細
抄録

49歳, 女子の右大陰唇に生じた有棘細胞癌の1例を1報告した。初診時, 11×6×3cmの巨大な腫瘤を形成し, 右鼠径リンパ節転移が見られた。組織学的に角化傾向の著明な異型細胞の増殖を認めた。Radical vulvectomy及び術前後のペプレオマイシン投与を施行し, 手術半年後の現在, 再発転移は見られていない。自験例は女子外陰部に生じた有棘細胞癌としては本邦でも最も巨大なものであり, 貴重な症例と思われた。

著者関連情報
© 日本皮膚悪性腫瘍学会
前の記事 次の記事
feedback
Top