群馬大学第一病理学教室
1990 年 5 巻 1 号 p. 8-14
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皮膚および軟部組織に発生した神経原性腫瘍を免疫組織化学的・電顕的に検索し, 腫瘍の病理学的診断につき考察した。良性腫瘍および腫瘍様病変については細胞の分化を免疫組織化学的および電顕的にとらえ易いが, malignant schwannomaでは腫瘍細胞の脱分化が強く, Schwann細胞としての特徴が把握しがたい症例が多い。さらに新たなSchwann細胞マーカーの開発と診断への応用が必要である。
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