宮崎医科大学皮膚科学教室
6 巻 (1991) 3 号 p. 435-440
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左上腕の多発性皮下腫瘤を他医にて摘出したところ悪性黒色腫のリンパ節転移巣と判明し, 当科に紹介されてきた61歳女性。幼少時から存在していた左肘頭部の小豆大黒色腫瘤を原発巣と推察し, 左腋窩リンパ節を含めて連続的に広範囲切除, 術後DAVds-B療法を施行したが, 5ヵ月目に全身転移で死亡した。原発巣と推定される腫瘤に増大傾向がほとんどなく, 病理組織像でも腫瘍細胞の配列に母斑細胞母斑を示すような極性が認められた。悪性黒色腫の発生母地, 術後の急速進展の問題を中心に検討した。
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