皮膚の科学
Online ISSN : 1883-9614
Print ISSN : 1347-1813
症例
ノルスパン®テープによる接触皮膚炎の1例
古川 紗綾佳夏秋 優山西 清文
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2013 年 12 巻 2 号 p. 69-73

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抄録

37歳,女性。子宮内膜症,間質性膀胱炎による慢性疼痛に対してペインクリニック部でノルスパン®(ブプレノルフィン)テープを処方された。初回に前胸部右側,1週間後(2回目)に前胸部左側,2週間後(3回目)に右上腕外側に貼付したところ,3回目に貼付した2日後より前胸部左側および右上腕外側の貼付部に一致してそう痒を伴う紅斑が出現した。パッチテストの結果,ノルスパン®テープで陽性,ブプレノルフィンを含まず基剤が同一組成の見本品で陰性であったことから,自験例をブプレノルフィンによるアレルギー性接触皮膚炎と診断した。本剤による接触皮膚炎は本邦では初めての報告であるが,今後の普及に伴う症例の増加に注意が必要である。(皮膚の科学,12: 69-73, 2013)

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© 2013 日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会
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