近畿大学医学部奈良病院皮膚科
2003 年 2 巻 4 号 p. 327-329
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症例は42歳男性。約1年前,左下腿後面の皮下腫瘤に気付いた。徐々に増大し,圧痛も自覚するようになったため,当科受診した。神経鞘腫を疑い切除術を施行した。病理組織学的に神経鞘腫と診断した。腓腹皮神経と連続しており,腫瘤および皮膚皮神経を摘出し,残りの神経束を温存した。神経鞘腫では術後神経障害を残さないために摘出術において慎重な取り扱いが必要と考えた。
皮膚
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