奈良県立医科大学皮膚科学教室
2006 年 5 巻 6 号 p. 450-455
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EBウイルス(Epstein-Barr virus)は,ヘルペスウイルス科の腫瘍ウイルスである。EBウイルスが感染したNKまたはT細胞性のリンパ球増殖症では,しばしば「種痘様水疱症」や「蚊アレルギー」という特異な皮膚疾患を合併することが知られてきている。これらの疾患の病態形成にEBウイルスの潜伏感染や再活性化がいかにかかわっているのかについて,我々の研究成果を交えて紹介する。
皮膚
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