独立行政法人労働者健康福祉機構大阪労災病院皮膚科
2007 年 6 巻 3 号 p. 275-279
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66歳,男性。約3年前より陰嚢右側に半球状の正常皮膚色,弾性硬の腫瘤があり,自発痛,圧痛を伴っていた。病理組織学的所見では,紡錘形の腫瘍細胞より構成され,免疫組織化学的にはα-SMA陽性であり,単発性陰部平滑筋腫と診断した。これまでの本邦報告例では,その7割が左側に発症しており,右側に生じた例は少ない。
皮膚
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