皮膚
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関西医大皮膚科におけるメチシリン・セフエム耐性黄色ブドウ球菌の現状
西嶋 攝子赤松 浩彦朝田 真木久保 桂子名村 章子白井 絹江増田 理恵朝田 康夫
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1987 年 29 巻 3 号 p. 385-390

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抄録
数年前より本邦における分離黄色ブドウ球菌に第一世代セフェムを含む多剤耐性菌の出現が認められた。この耐性菌は耐性ブドウ球菌用ペニシリンであるメチシリンとも交叉耐性を示したため, メチシリン・セフェム耐性黄色ブドウ球菌 (MRSA) とよばれている。皮膚科領域においては感染病巣より分離される細菌は今日なお黄色ブドウ球菌が最優位を占め, 最も重要な菌種である。今回過去10年間の当科における分離細菌の中から, 第一世代セフェム (CEZ) を含む多剤耐性黄色ブドウ球菌を選び出し, その耐性パターン, ファージ型, コアグラーゼ型等につき検討した。第一世代セフェムに耐性の株は合計17株であり, ペニシリン, マクロライド, アミノ配糖体等, 多くの薬剤に耐性であった。ファージ型には特異性は認められなかったが, コアグラーゼ型ではIV型が極めて多かった。
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© 日本皮膚科学会大阪地方会
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