田中病院皮膚科
石垣医院
加茂病院
1992 年 34 巻 4 号 p. 475-480
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12歳の女子の両上肢に反復して出現する線状に配列した紫斑を呈した自傷性皮膚症を報告した。夜間突然出現し, 止血剤の服用の有無には無関係に約1週間間隔で出現し, 組織学的には真皮内の赤血球漏出が主な所見であることなどから自傷性と考えた。思春期の自律と依存という相反する心理状態の時期に母親依存の強い患者の不安定な心理が発症に関係していると考えた。
皮膚の科学
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