筑波大学機能工学系講師
2003 年 1 巻 p. 116-122
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本稿では,没入環境において利用者と仮想人物が会話することによって,事故や災害などの安全に関する知識を体験的に得ることができるシステムについて述べる.本システムでは,利用者が大地震などの災害が起こった都市空間に参加して,仮想的な住人と会話することで,災害時に苦労した体験や,どのような教訓が得られたかを聞くことができる.本稿では,没入型会話空間の概念を説明すると共に,システムを構築するために必要となる対話生成技術について述べる.
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