医療安全に資する診療情報の体系化と先端情報処理技術の適用

渡部 生聖; 林 同文; 今井 靖; 光山 訓; 瀬戸 久美子; 新谷 隆彦; 橋口 猛志; 野口 清輝; 真鍋 一郎; 戸辺 一之; 山崎 力; 永井 良三

doi:10.3392/sociotechnica.1.383

研究論文

医療安全に資する診療情報の体系化と先端情報処理技術の適用

渡部生聖, 林同文, 今井靖, 光山訓, 瀬戸久美子, 新谷隆彦, 橋口猛志, 野口清輝, 真鍋一郎, 戸辺一之, 山崎力, 永井良三

著者情報

渡部生聖
(株)日立製作所医療事業推進センタ
林同文
東京大学大学院医学系研究科
今井靖
東京大学大学院医学系研究科
光山訓
(株)日立製作所中央研究所
瀬戸久美子
(株)日立製作所基礎研究所
新谷隆彦
(株)日立製作所基礎研究所
橋口猛志
(株)日立製作所医療事業推進センタ
野口清輝
(株)日立製作所医療事業推進センタ
真鍋一郎
東京大学大学院医学系研究科
戸辺一之
東京大学大学院医学系研究科
山崎力
東京大学大学院医学系研究科
永井良三
東京大学大学院医学系研究科

キーワード: 医療安全, 医療情報, データベース, データマイニング, IT

ジャーナルフリー

2003 年 1 巻 p. 383-390

DOI https://doi.org/10.3392/sociotechnica.1.383

詳細

抄録

ミッションプログラム医療安全研究グループにおいては, 日々の診療で膨大に発生する各種の診療情報から, 情報処理技術の適用により医学的知見を抽出し, その知識を国内で共有化する為の汎用的な手法について研究を行っている. 研究にあたっては, 倫理面に配慮された適切な情報収集・管理手法によって得られた実際の診療情報を, 医学と工学, それぞれの専門家が共同で体系化することにより, 臨床的に有用な知見を得るにいたっている. これらの医学的成果及びその普及手段としての技術的成果を併せて報告する.

責任著者(Corresponding author)