学習院大学経済学部
1976 年 10 巻 1 号 p. 55-65
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本稿では,行動科学的アプローチの限界,およびそれの克服の可能性を,同アプローチが動学的企業行動理論を生み出しうるか否かに限定して考察する.そして結論として,それは不可能であり,その理由は同アプローチが方法的個人主義に依拠するものだからであること,したがってこれを克服するには,それが,上の主義ともまた方法的集団主義とも異なる第三の方法的態度に依拠するものに修正されなくてはならぬことを明らかにする.
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