東京大学教養学部
1985 年 19 巻 3 号 p. 61-72
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
本稿の目的は,簡単ではあるが数学的なモデルを使って,コンティンジェンシー理論,特に組織設計論に貢献する規範的命題を理論的に導出したうえで,実際の調査データに基づいて,この命題の妥当性を検証し,本稿の理論モデルがバーンズ=ストーカーの事実発見的な研究の重要な部分を説明しうることを示すことである.これにより,理論モデルを考察することの重要性と,組織設計論における情報の観点からの議論の意義とが示される.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら