明治大学経営学部
1986 年 19 巻 4 号 p. 16-24
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組織はたえまのない変化の過程のなかで,同一性を保持しつつ存続しつづけようとする.その変化が,同一性保持を脅やかすほどに大きいときはいうまでもなく,軽微なときも組織は自覚的と否とにかかわらず,移行における同一性保持過程を進行させなければならない.それは,人心の安定から談論風発,問題との対決,連帯と協働を経て再び新たなる人心の安定を獲得する一連の過程であり,組織の人的統合再統合はそれによってなされる.
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