名古屋工業大学工学部
1990 年 23 巻 3 号 p. 34-42
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災害危機下における組織行動は,急激な環境変動に対する適応の視角から研究されてきた.本稿では,従来の知見を瞥観した後,構造・機能を変えずに適応するタイプと,構造・機能ともに創発するタイプに焦点をあてて検討する.前者について,組織ストレスに依存しない適応モデルが,また両者について,連続性原理と創発現象という一見相反する知見を同時に支える災害下位文化という概念が,問題となる.
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