佐賀大学教育学部
1995 年 28 巻 3 号 p. 59-68
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明治以来の国家の支配装置=官僚制優位の統治構造が,国家官僚制のとりわけ地方官僚制(自治体)レベルで大きくゆらいでいる.地域支配の既成の統治能力がもはや限界状況に達し,環境状況変化への適応過程としての新たなシステム(ルートとルール)づくりに自治体自身が主体的に取り組んでいる.その組織変革モデルを「官僚制組織から脱官僚制組織へ」という仮説設定に沿い,いわゆる「中範囲」理論化を試みる.
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