学習院大学経済学部
1997 年 31 巻 2 号 p. 40-50
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規制緩和と競争,ネットワーク化とボーダレス化,イノベーションと創造といったキーワードに彩られた時代にあって,「非組織化」,「脱組織化」,「反組織化」の組織論が盛んである.“組織”ならびに“組織論”は,今後,自ら解体の道をたどることになるのか.本稿では,組織とはそもそも何であったのか――「企業および人間」におけるその意味についてプリミティブな確認を行う.そうした作業を通じてあらためて「組織的なるもの」とは何であったのか,その存立理由と積極的な意味を明らかにしたい.
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