組織科学
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自由論題
問題解決の場所:期待利益仮説と情報粘着性仮説の統合
西村 友幸
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2006 年 39 巻 3 号 p. 71-82

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抄録

 フォン・ヒッペルは,問題解決の場所を説明するために,期待利益仮説と情報粘着性仮説を提示してきた.本稿は,これら 2つの見かけ上距離のある仮説の統合を図る.具体的には, 「粘着的な知識(情報)は,供与するよりも内部活用するほうが,期待利益の点で有利である」という結論が導かれる.

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© 2006 組織学会/著者
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