組織科学
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適正評価のための感情知能と相互作用的公正の統合モデル
山口 生史
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2008 年 41 巻 4 号 p. 27-38

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抄録

 感情は評価決定にバイアスをかけるが,感情が介入しない合理的評価が被評価者の納得感や肯定的な態度・行動を促すとは限らない.両者のバランスのとれた評価が望ましい.また,その決定の公正性を適切に伝えることが重要である.本稿では,感情と合理性の評価決定への影響バランスを考察するために感情知能という概念を,また,評価結果の公正性を適切に伝達するスキルを提示するために相互作用的公正という概念を応用する.そして,適切な評価のための両者の統合モデルを構築する.

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© 2008 組織学会/著者
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