京都大学経営管理大学院
京都大学大学院経済学研究科
2013 年 46 巻 4 号 p. 29-44
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中国企業による日本企業の資本参加や買収という新しい現象について,その意図や資源活用のメカニズムなどは十分解明されてはいない.この課題について,本稿では既存研究を整理した上で,レナウンと如意科技の事例を題材として,考察を試みた.そして,新興国企業が国際化のエージェントとしての役割を果たす可能性があることや,経営資源の価値に関する認識ギャップを埋めて新しい優位性を形成するプロセスを核とした理論化が必要となることを指摘した.
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