筑波大学大学院ビジネス科学研究科
筑波大学ビジネスサイエンス系
2017 年 50 巻 3 号 p. 45-56
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競争優位構築のため,自社新製品への競合他社の同質化を遅らせることは企業戦略上,重要な課題である.本研究では日本のビール業界のデータを用いて,自社新製品と競合他社の既存製品の類似度と,競合他社の同質化までの時間の関係を分析した.類似度が高い場合は,カニバリゼーションを原因として同質化が遅れることが分かった.また,カニバリゼーションの可能性が高い場合は,同質化時間のばらつきが大きくなることも分かった.
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