大阪大学大学院経済学研究科
一橋大学大学院商学研究科
2017 年 50 巻 4 号 p. 21-30
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海外子会社は,現地の国の文化と多国籍企業の組織文化という2種類の文化コンテクストのもとにある.2種の文化が接触することで,海外子会社は様々な固有のメリットを享受することもできるが,他方で固有の困難にも直面することになる.本稿では,海外子会社への組織文化移転に関する既存研究をレビューし,その概念,測定,効果および促進・阻害条件を概観し,研究の地平がどこにあるのかを明らかにしていく.
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