著者所属:横浜国立大学国際社会科学研究院
2017 年 51 巻 1 号 p. 46-57
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本研究は,日本のオンライン証券業界を対象として,黎明期の新市場の中で戦略グループが誕生し支配的となっていくプロセスと,その中で模倣が果たす役割について,理論的かつ実証的に検討することを目的としている.これまで密度依存理論において議論されてきた競争効果と正当性効果との力関係の変化を計測していくことで,黎明期の企業間競争で模倣されることのプラスの効果とマイナスの効果の二面性を実証的に示した.
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