一橋大学大学院経営管理研究科
2021 年 55 巻 1 号 p. 54-66
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障害者の職場定着を促すうえで,障害者の特別な人事管理の要否に関する先行研究の見解は一致していない.本稿は,社会的アイデンティティの考慮の有無に注目したアイデンティティ・コンシャス人事管理とアイデンティティ・ブラインド人事管理の枠組みからその境界条件を検討した.事例研究により,職場で共有されている障害者の能力観と障害者活用におけるライン管理者の裁量が境界条件として機能することを例証した.
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