プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
2014年度春季
セッションID: 1304
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1304 オープンデータを利用したサービス開発のためのコミュニケーション構造(一般セッション)
廣瀬 奈月南 徹湯浦 克彦
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会議録・要旨集 オープンアクセス

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抄録

官庁や自治体から公開されるオープンデータを活用したサービスを開発する過程でコミュニケーションが必要となるオープンデータ提供者,サービス発案者,システムの想定利用者,システム設計者などのステークホルダー同士のコミュニケーション・マネジメントについて述べる.コミュニケーション・マネジメントの手法として,フレームワークのひとつであるリーン・キャンバスを導入したコミュニケーション方式を提案しその可能性を検証するべく2つの実験を行った.まず,現在主流の時系列に基づいた議論とリーン・キャンバスを含むフレームワークとの比較実験により,フレームワークを導入することがオープンデータを活用したシステム案を考える上で有効であるかを検証した.次に,フレームワークの中でもリーン・キャンバスがオープンデータを活用したシステムに関して議論する上で適切であるかを,事業計画策定にしばしば用いられる6W2Hと比較し検証した.結果,リーン・キャンバスは不確実性の高いアイディアを事業策定する面で優れていることが示唆された.

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© 2014 プロジェクトマネジメント学会
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