量子科学技術研究開発機構
東北大学金属材料研究所
関西学院大学理工学研究科
日本原子力研究開発機構
上智大学理工学部
東北大学工学研究科
東京大学物性研究所
2021 年 9 巻 1 号 p. 56-59
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ホールドープ型銅酸化物超伝導体の過剰ドープ領域における電荷秩序を探索するため、La2-xSrxCuO4 (x = 0.250, 0.204) の酸素 K 吸収端共鳴非弾性X線散乱実験を行った。CuO2 面内の a 軸方向の波数 q = (h,0)、|h| ≤ 0.245 では、測定精度の範囲では電荷秩序に対応する弾性散乱強度の増大は観測されなかった。今後の課題として、Cu サイトを置換した物質の測定とブラッグ反射を利用した結晶方位精度の向上について言及する。
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