保健医療福祉科学
Online ISSN : 2434-5393
Print ISSN : 2186-750X
原著論文
がんサバイバーの看護師が仕事と療養生活の両立のために職場に対して抱く考え・行動の変化のプロセス
櫻井 理恵飯岡 由紀子常盤 文枝
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2022 年 12 巻 p. 15-22

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抄録

 目的:がんサバイバーの看護師が、仕事と療養生活を両立するために職場で想定される状況への考え・行動のプロセスを明らかにする。方法:がんサバイバーの看護師6名に半構成的面接を行い、修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いて分析した。結果:37の概念と10のカテゴリーが生成された。はじめは退職しないための【自己解決を優先する】。同時に【看護師として働き続けられる方法を模索する】中で、がんである自分と他者との【隔たりを感じながら自分の状況を伝えるか否かを選択する】状態があった。職場の人とのやり取りの過程で、職場に【安心して甘える】状況があると、【自分も職場も無理のない申し出をする】ように変化していった。

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© 2022 埼玉県立大学保健医療福祉科学学会
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