表面科学講演大会講演要旨集
第25回表面科学講演大会
セッションID: P05Y
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11月17日(木)
角度分解紫外光電子分光における多重散乱効果の理論解析
*永松 伸一解良 聡奥平 幸司藤川 高志上野 信雄
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抄録

紫外光電子分光法(UPS)は複数の原子サイトに渡って非局在化した価電子軌道からの光電子スペクトルである。有機デバイスなど基板表面に積層した有機分子の電子状態や構造を探るプローブとして重要な役割を担っている。これまでの理論では、光電子が周囲の原子で散乱される効果を十分に考慮しておらず多層膜や、基板の影響などの解析を困難にしていた。本研究では多重散乱理論によるUPSの解析からその影響について議論を行う。

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© 2005 社団法人 日本表面科学会
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